「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。
オフィス名(ビル名)を商標登録する事例があります。
商標登録をしないと、他者が先に登録してしまい、名前の使用を差し止められてしまう恐れがあります。
いきなりビル名が変わりましたとなると、住民にとっては迷惑な話ですよね。
それ以外にも、オフィス(ビル)自体のブランド化を図る目的も考えられます。
オフィス(ビル)のブランド化を図ることに、どんな意味があるのでしょうか?
例えば、求人効果。
「素敵なオフィスで働きたい」という求職者のニーズは、なかなか無視できません。
実際に、オフィスを移転しただけで、求人応募数がかなり増えたという例もあります。
求人広告にお金をかけるのであれば、
その一部をオフィスへの投資に回した方が、
結果的に求人の効果が高いということも考えられますね。
仮にプラス10万円の家賃になったとしても、
広告費の削減につながれば、元が取れます。
また、素敵なオフィスは社員のモチベーション向上につながる可能性があります。
結果、生産性が向上するのであれば、言うことなしですね。
このような、”テナントに訴求する魅力的なオフィス“を目指して、
オフィスのブランド化を図ることは、実は有効なのです。
そのための第一歩として、
オフィス名(ビル名)の商標登録をおすすめしたいと思います。
写真は、弊所借りているオフィスのビル。
オートロックのセキュリティはもちろん、
コンクリートの無機質な感じと、らせん階段が気に入っています。
(ブランドになっているかどうかはわかりませんが…)
コンクリートの無機質な感じと、らせん階段が気に入っています。
(ブランドになっているかどうかはわかりませんが…)