オフィスのブランド化の効果

オフィスのブランド化の効果

2017年9月3日

「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。

オフィス名(ビル名)を商標登録する事例があります。
商標登録をしないと、他者が先に登録してしまい、名前の使用を差し止められてしまう恐れがあります。

いきなりビル名が変わりましたとなると、住民にとっては迷惑な話ですよね。

それ以外にも、オフィス(ビル)自体のブランド化を図る目的も考えられます。

オフィス(ビル)のブランド化を図ることに、どんな意味があるのでしょうか?

例えば、求人効果。
素敵なオフィスで働きたい」という求職者のニーズは、なかなか無視できません。
実際に、オフィスを移転しただけで、求人応募数がかなり増えたという例もあります。

 

求人広告にお金をかけるのであれば、
その一部をオフィスへの投資に回した方が、
結果的に求人の効果が高いということも考えられますね。
仮にプラス10万円の家賃になったとしても、

広告費の削減につながれば、元が取れます。

また、素敵なオフィスは社員のモチベーション向上につながる可能性があります。

結果、生産性が向上するのであれば、言うことなしですね。

このような、”テナントに訴求する魅力的なオフィス“を目指して、

オフィスのブランド化を図ることは、実は有効なのです。

そのための第一歩として、

オフィス名(ビル名)の商標登録をおすすめしたいと思います。

写真は、弊所借りているオフィスのビル。
オートロックのセキュリティはもちろん、
コンクリートの無機質な感じと、らせん階段が気に入っています。
(ブランドになっているかどうかはわかりませんが…)