持続可能なブランドコミュニケーションをつくる
「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。
今日4月18日は「発明の日」。
明治18年(1885年)の今日、
現在の特許法にあたる「専売特許条例」が公布されたことに由来します。
ちなみに、特許第1号は堀田瑞松さんの「堀田錆止塗料及ビ其塗法」で、船底のさび止めの塗料に関するものです。
明治18年(1885年)7月1日に出願し、登録されたのは8月14日でした(登録まで早い!)。
1番目に出願するのは、自分の意志でできるかもしれないけど、1番目に登録されるのは、自分でコントロールできません。
ということは、堀田さんはものすごい運をもっているのではないか?と、ふと思いました。
調べてみると、なんと第2号、3号、4号は同じ人の発明です。
高林謙三さんの「生茶葉蒸器械(2号)」「焙茶器械(3号)」「製茶摩擦器械(4号)」。製茶の世界では高名な方みたいです。
いずれも、第1号と同じ7月1日に出願し8月14日に登録されています。
同じ日に3件も出したのに、1号じゃなかったのですね。
1号の発明と2号以下の発明では、
紹介される度合い=認知の度合いがまったく異なります。
1番と2番で大きな違いなのです。
ブランドの観点でも一緒です。
意図して達成できるなら、
何かの「1番」の恩恵を狙っていくのがいいですね!