持続可能なブランドコミュニケーションをつくる
「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。
「文系が20年後も生き残るためにいますべきこと(岩崎日出俊さん著)」
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なかなか刺激的でした。
私は法学部を卒業したので、いわゆる”文系”出身です。
たまにはドライに、自分のおかれている状況を見つめるのはいいですね!
“文系”の仕事の3分の2は、20年後になくなっているのではないか、と著者は指摘します。
よく言われていることですが、
AIや自動運転等の技術の発展により、
今まで文系の人がしていた仕事の多く…特に事務や販売・接客等が、
機械に置き換わってしまう可能性があるということなんですね。
そうなってしまう原因として、
日本型の雇用や、日本の文系教育の問題点が指摘されています。
このあたりは、国が取り組まなければならない、大きな課題です。
では個人として何ができるのか?
大前提として、
未来の不確実性を受け入れ、リスクを取っていくことの重要性を助言します。
著者自身、興銀に就職後、スタンフォード大でMBAを取り、
リスクの高い外資系投資銀行に転職をして、経営コンサルタントとして起業されています。
客観的に今を見つめて、
未来にこうなりたい!と強い意思を持つと、
今すべきことが見えてくるのですね。
最後に、いますぐにはじめられる
“9つの戦略”が提言されています。
そのうちの1つとして、
①英語、②ファイナンス、③コンピューター(プログラミング)
を身につけると、あなたの市場価値があがるよ
とのこと。
なぜこの3つが必要なのか?も含めて、
「自分の頭で考える」ことの重要性が、
本著では一貫していました。
単に「AIで仕事がなくなる!」系の煽りの本ではなく、
自ら主体的に生きることで、
本当の自由にたどりつけるんだよ、と言われているように感じました。
・私みたいな、文系の学部出身の方
だけでなく、
・理系学部出身だけど、特別な能力やスキルをお持ちでない方
・教育関係のお仕事をされている方
・まだ就職されてないお子さんをお持ちの方
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