「運の良くなる生き方」

2017年5月14日
持続可能なブランドコミュニケーションをつくる

「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。

みなさんは運を信じますか?
運を良くしたいって思いますか?

「運の良くなる生き方」を読みました。
著者は弁護士の西中先生。
その道47年の大ベテランです。
弁護士の方が「運」について語っているのは、
とても新鮮だったので、興味を持って読んでみました。

西中先生は、長い弁護士生活の中で、たくさんの相談者の方を見てこられました。
その結果、運の良い人・悪い人の見分けが、簡単につくようになってしまったそうです。

運の悪い人は、同じようなトラブルに何度も遭い
運の良い人は、来るたびに会社が大きくなっている
こんな法則があるみたいなんですね。

では、どうしたら運が良くなるのか?

感謝、報恩、利他、慈悲、謙虚、人徳、天命
の7つの心をベースに、
運、罪、恩、徳、言葉、善
の6つのキーワードを挙げ、それぞれ章立てで説明されています。

私が一番「ビックリ!」したのは、「罪」のところ。

法律上の犯罪じゃないけど、
道徳的な罪」があるのだそうです。
人に迷惑をかけることによる罪です。
無意識でやっていることが多いから、
罪の意識なんて持たないんですよね。

特に印象的だったのは、
大学2つ受けて、2つ受かったけど、

片方しか通わなかった。
その分、誰かが落ちているから、
合格を無駄にしてしまった。
だから、人1人不幸にしている、というお話。

そんなこと考えたこともなかったですね。

厳しすぎでしょ!?
とも思うんですが、
そういう謙虚さや感謝が大切ってことなんでしょうね。

私は受験にことごとく弱く、
そのことがずっとコンプレックスだったのですが、

「あー、落ちてよかった!」
「その分、人を幸せにしたぞ!」
と思いなおすことにしました(笑)

そのほか、
縁を大切にとか、

善行を積みましょうなど、
当たり前のことが書いてありますが、
それを徹底して実践する人は、
人が運を運んでくれて、
現実に現れてくるんだろうなと思いました。

そんな西中先生に、感想の手紙を書いたら、
直々におハガキをいただきました!

「ハガキを書く」
というのも、この本に書いてあったので、
さすが先生は実践されていると、
敬服しました。

すぐに劇的な効果を求める人よりも、
継続した実践で「幸運体質」をつくることで、

長きにわたって成功したい方には、おすすめです