「とりあえずビール。」で、不登校を解決する

「とりあえずビール。」で、不登校を解決する

今回は、蓑田雅之さんが書かれた著書、
「「とりあえずビール。」で、不登校を解決する」
をご紹介します。

https://beansnet.thebase.in/items/53850566

本書では、子どもの不登校と向き合う際の、
父親としての役目や、心の持ち方、子どもとの接し方について、
わかりやすい例えを用いながら解説されています。

「不登校」と「ビール」
一見結びつかない、不思議なタイトルですが、
不登校と向き合う一連の姿勢が
「とりあえずビール。」から始まる居酒屋のメニューで言い表されており、
読み進めていくうちに、
「わかりやすく伝わる工夫がなされている本だ」と思いました。

不登校の解決というと、テクニカルな方法を思い浮かべがちです。
しかし、本当の解決は親があれこれすることではなく、
「子ども自身が自分の意思で選んで道を歩む」ことであり、
親はそのための土台を作ってあげることなんだなと思いました。

そのためには、子どもを信じて、
子どもの自己肯定感が高まるように導いてあげることが大切で、
その際に生じる心理的葛藤こそ、
親が一番に向き合う「親自身の問題」なんだなということがよくわかります。

学校以外の学びの選択肢もあるんだと、
子どもに示せるぐらいの情報収集力も大切ですね。
その点は、客観的に物事を捉えられる父親として活躍できる場面なので、
家庭でお父さんが輝くきっかけになるのではないでしょうか。

Amazonや一般の書店では扱っておらず、
びーんずネットさんで販売されていますので、
ぜひリンク先からお買い求めください。

https://beansnet.thebase.in/items/53850566