サムライツ®︎の保屋野です。
この度、サムライツ®︎知財事務所は、開業9周年を迎えました!
ここまで続けてこられたのも、お客様をはじめ、たくさんの方々に支えていただいたお蔭様です。
いつもありがとうございます。
DX化の加速、そして生成AIの発展により、この9年間で経営を取り巻く環境はガラッと変わりました。
ホワイトカラーの仕事はどんどんAIに代替され始め、”AIを使いこなせる人材“以外は必要とされなくなるかもしれない。米マイクロソフトのような大企業でも、9000人規模のリストラが行われたことがニュースになっていましたね(参考:https://www.cnn.co.jp/tech/35235065.html)。大企業だけでなく、フリーランサーの仕事も減少著しいとの記事もあります(参考:https://www.sbbit.jp/article/cont1/169763)。
私たち弁理士や士業も、どのように生き残っていくのか、お客様にどんな価値を提供できるのか、瀬戸際に立たされているのだと感じます。過去の延長線上に未来はない、という切迫した感覚も感じています。
と、少し暗い話になってしまいましたが、AIを使うことでワクワクする未来を作ることができるという希望も抱いています。私自身、AIの活用場面が急増しており、今年に入って400近い記事をAIを使いながら公開してきました。自分で1から記事を書いていたら到底成し得なかったことです。
おかげでアクセス数や問い合わせ数も大幅に増加しています。一部の実務もAIを利用して生産性を高めています。
AI時代には、”AIから選ばれる“ことも重要になります。例えば、あなたが相続専門の税理士だとして、見込客がAIに「相続業務を依頼するのにおすすめの税理士は?」と尋ねたときに、自身の名前とHPがリストアップされるようにするということです。”人にもAIにも選ばれるブランディング“が重要な時代になるんですね。
また、ブランディングの面では、商標だけではなく「意匠」も重要になってきます。
「意匠」とはデザインの権利ですが、”差別化されたデザイン“と”統一された世界観“が、人々の記憶に残りブランドとなっていくのです。ブランドは意匠権で保護することでより強固になっていきます。
というわけで、今後は商標に加えて、AIと意匠とブランディングについてもどんどん発信していきたいと思います。
これからも、関わる方々の喜びを生み出し、社会のニーズに応えられるよう、変化しながら生生発展して参ります。
ちなみに、9(きゅう)にちなんで、この1年の9つの”きゅう”のテーマを考えてみました。
- 求…望んでいる物事・状態を貪欲に求めていく
- 急…善は急げの精神で、いいと思ったことは即座に実行する
- 休…上手に休んで、心身を健康に保てるようにする
- 救…困っている人や助けを求めている人を、できる範囲で救えるように務める
- 吸…呼吸に気をつけて、コントロールする時間を設ける
- 旧…いらなくなった旧い価値観を手放す
- 究…物事を深いところまで研究する
- 嗅…真贋を嗅ぎ分けられるようにする
- Q…ささいな疑問を大切にして、自分への問いかけを忘れない
10年目もよろしくお願いいたします!