※2021年8月24日配信メルマガVol.138より抜粋(一部加筆修正あり)
メールの信用を高めるための規格が登場
普段、膨大な量のメールを受け取る中で、
フィッシング詐欺やなりすましなどのリスクと
常に隣り合わせの状況にあり、
メールに対する信頼感が問われています。
そんな中で、メールのセキュリティをより安全なものにし、
ブランドへの信用を高めるための、
新しい業界規格が登場しました。
これは「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」と呼ばれるもので、
認証されたメールが、不正防止のチェックを通過すると、
届いたメールに送信者のロゴマークが表示される、というものです。
「BIMI」利用のメリット
ロゴマークが表示されることで、
メール受信者は、受信メールの識別を行うことができ、
信用できるものと、そうでないものを、
簡単に見分けることができるというわけですね。
メリットはそれだけではありません。
メール内容が受信者にとって有益な情報であれば、
ブランドのロゴマークと記憶が結びつき、
ブランドへの信頼や好感度が高まります。
その結果、新商品やサービスの案内などをした場合に、
買ってもらいやすくなるというわけです。
つまり、不正なメールから顧客を守れるだけでなく、
ブランディングやマーケティングにも効果的ということです。
「BIMI」の利用方法
このBIMI、Yahoo!メールのみ正式に採用していましたが、
Gmailでもサポートが一般にリリースされるとのことです。
詳しくはこちらから↓
https://cloud.google.com/blog/ja/products/identity-security/bringing-bimi-to-gmail-in-google-workspace
ただ、BIMIを利用するためには、
①ロゴマークの準備と、
②そのロゴマークの商標登録、
③そして認証が必要です。
したがって、もしロゴマークを商標登録されていないのであれば、
この際に商標出願を検討されてみてはいかがでしょうか。
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