「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。
東京都知事の小池百合子氏が、国政政党「希望の党」を結党したということで、記者会見を行いました。
「小池氏、新党「希望の党」設立 自ら代表に 衆院選に全国で候補擁立」(9月25日付日経新聞電子版より)
会見の中では
「これまで若狭氏、細野氏をはじめとする人々が議論してきたが、リセットして小池氏自身が立ち上げて、直接絡んでいく」
旨を述べていたんですね。
ところが小池代表、
今年の2月20日に、
「希望の党」という商標を出願して、
9月1日に登録を受けているのです。
(登録第5977657号)
しかも小池氏本人の名義です。
同日に地域政党の「都民ファーストの会」と小池氏の政経塾の「希望の塾」も出願・登録されています。
(登録第5977656号)
(登録第5977658号)
ということは、はじめから国政政党を立ち上げるつもりマンマンで、
若狭氏等の議論をリセットした、というのは真実ではないのでは?と思ってしまいます。
いずれにしても、小池氏は衆目を集めるやり方にたけているなあという印象ですね。
民進党までもが合流を模索しているということで、
衆議院総選挙の行方が気になるところです。
とはいえ都民としては、都知事にはしっかり “都政” に集中していただきたいものです。
参考動画: