※2020年6月9日配信メルマガVol.75より抜粋(一部加筆修正あり)
目次
ハッシュタグとは?
最近、元プロレスラーの長州力さんがTwitter上で人気ですね。
その人気に火をつけたのが、
自分の名前に「ハッシュタグ(#)」をつけたつもりが、
「井長州力」「ハッシュドタグ」
と投稿(本人は誤りと気づかず、後で指摘されて気づく)したことがきっかけでした(笑)
ハッシュタグ(#)は、今更説明不要だと思いますが、
一続きの言葉の前につけられる記号(ハッシュ記号)です。
ウェブページ内で同じタグのついたメッセージを検索して、
投稿記事を収集することができます。
最初にハッシュタグが使われたのは、Twitter(2007年~)というのが周知の事実ですが、
(こちらの投稿と言われています↓
https://twitter.com/chrismessina/status/223115412)
以降、Facebook、Instagram、YouTube等の様々なSNSで用いられて、
SNSの文化を築いてきました。
ビジネスSNSにおけるハッシュタグ活用
ビジネスでSNSを活用する上でも、ハッシュタグを活用することは重要です。
情報収集でSNSを使っている人がいますので、
検索に引っかかるような、ハッシュタグを用いることで、
自分の投稿にフォロワーじゃない人を集められる効果があります。
(タグで検索することを、”タグる”というのだとか)
偶然訪れてくれた人が、自分の投稿を気に入ってくれて、
フォロワーになってくれて、商品を買ってくれたりファンになってくれたりする。
これがハッシュタグの威力なのですね。
自社ブランド名のハッシュタグ化は意味ない!?
そこで、自社商品・サービスをPRするために、
固有の商品名・サービス名・社名等のブランド名(商標)をハッシュタグ化して、
投稿したくなるところですが、ちょっと待ってください!
すでにある程度ファンがいるような場合は別として、
人は、知られていないブランド名に興味を示しません。
つまり、せっかく自分固有の商標をハッシュタグ化しても、
それだけでは、新規の訪問者を増やすことが期待できないのです。
たくさんの人が訪れてくれる可能性を高めるなら、
「みんなが使ってるハッシュタグ」の方がいいですよね。
もっと言えば、「見込み客が使ってるハッシュタグ」です。
「みんなが使ってるハッシュタグ」が、多くの人で賑わう大通りだとしたら、
「自分固有のハッシュタグ」は、ひっそりとした路地裏みたいなものです。
「自分固有のハッシュタグ」をつけるとしても、
認知度が獲得できていないうちは、
「みんなが使ってるハッシュタグ」の後ろにさりげなく忍ばせる、
ぐらいがちょうどよく、前面に出さない方が良かったりします。
まずは大通りに出て(みんなが使うタグをつけて)、多くの人と「つながりをつくる」のですね。
気に入ってもらったら、路地裏に連れてきて(自社固有のタグをつけて)、
「より深くつながる」のです。
人の関心が多い言葉をハッシュタグ化する
そこで、「みんなが使ってるハッシュタグ」を効果的に使う必要がありますが、
これは言い換えれば、「人が関心を持っているハッシュタグ」ということになります。
人が今どんなことに関心を持っていて、盛り上がっているか、
話題を検索するのに、「ついっぷるトレンド」などを使っても良いでしょう。https://tr.twipple.jp(サービス終了しました)
特段話題になっていなくても、検索需要の多い一般名詞はたくさんありますので、
一般名詞をタグ化するのもいいですね。
一般名詞を用いるとしても、
「見込み客が検索しそうなタグ」を使うのがポイントです。
例えば、表参道でカフェを探すときは「#表参道カフェ」などです。
それから、よく使われてるタグのテンプレートを使うのもアリです。
例えば、インスタだと、「#〇〇な人と繋がりたい」「#〇〇部」「#Insta〇〇」など。
この〇〇の部分に、自分の投稿と関係している投稿がすでにあるか、検索してみて、
ある程度投稿があるようなら、それを使うといいでしょう。
ハッシュタグを活用して集客とファン化に繋げる
タグは同じものを継続して使うのが効果的です。
いつも同じタグで検索してる人が、毎回見に来てくれて、フォロワーになる可能性が高まります。
ある程度ブランド力がついてきたら、
オリジナルのタグを作ったり、例えば、自社商品名等をタグにしたりするのも良いでしょう。
あらかじめSNSで拡散しやすいような名前をつけるのも戦略です。
そして、そのタグを使って投稿するよう、ファンやフォロワーにお願いしてみてください。
フォロワーの方が、そのタグを使ってくれることで、1つのコミュニティが出来上がり、
顧客ロイヤルティを高めることになります。
また、新規の人にとっても、初めて見るタグを多くの人が使っているのを見ると安心します。
そして新しいフォロワーが増えるわけですね。
ハッシュタグのつけすぎに注意
最後に注意点ですが、
タグをつけすぎると、よくありません。
インスタでは最大30個までつけられますが、流石に多すぎてスパムに見えます。
また、タグが多いとなぜか反応率がよくないようで、
最も反応率が高いのが、「11個」という調査結果もあります。
絞りに絞って3つぐらいでもいいのではないかと思います。
ハッシュタグは、新規の訪問者、フォロワー、ファンを増やせる、便利な機能です。
多くの投稿の中で埋もれずに目に留めてもらうためには、
もちろん、写真や動画、文章等の投稿内容にオリジナリティや引きつける力が必要ですが、
まずはタグ化するキーワードを吟味して、反応を見てみてくださいね。
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