今年(令和6年)は、昭和で換算すると昭和99年。
そして今日は9月9日ということで、
「昭和99年9月9日」という言葉がバズっていました。
(ちなみに平成では36年です)
昭和生まれは、日本の総人口の約70%を占めているので、
「昭和」の記憶が残る人も多く、
その響きに懐かしさを感じる人も多いようですね。
マーケティング観点からすると、
来年は昭和100年ということで、
昭和を振り返ったり、テーマにしたイベントやグッズなどが盛り上がりそうです。
その兆候は商標出願の動向にも表れていて、
「昭和100年」という言葉の含まれた商標が
続々と出願されていました。
そのうち1件は登録されていますが、
拒絶されている件もあります。
「昭和100年」は、「昭和改元から100周年を迎える」ことを意味するので、
うまくネーミングしないと「自他商品・役務の識別力がない」として審査で拒絶されてしまいそうです。
「昭和100年」の言葉自体は誰でも使えると思いますが、
何か別の言葉と組み合わせて、
自社独自の商品・サービスを売り出すことを考えている人、
さらに商標登録も考えている人は、
少し注意した方がいいでしょう。
どんなネーミングにしたらいいのか?
迷われている方は、ぜひご相談ください。