商標登録の可能性を高める方法とは?

2016年9月21日
持続可能なブランドコミュニケーションをつくる
「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。

早速本題、
商標登録の可能性を高める方法は、
十分な事前調査×神頼み
です!

「おいおい、冗談だろう?」
「プロがそんなこと言っていいの?」

そう思われたかもしれませんが、
これが現実なのです。

なぜかと言いますと、
事前調査で審査結果が100%わかることは、
残念ながら「ない」からなのです。

制度上、出願から1.5〜2か月程度は、
内容が公開されません
調査範囲対象外なのです。
したがって、事前調査では存在しなかったはずの同じまたは似ている商標が、
実は公開までの間に出願されていた、ということがあります。

私も何度か痛い目にあいました。
・一週間差で先を越され、登録できなかった件、
・2日差で先を越され、しぶしぶ権利内容を狭めることで、登録へ導いた件、etc.

他にも、特許庁の審査担当者によって、判断が変わることもある(建前では客観的判断ですが)等の理由があります。
ある程度リスクは避けられないのですね。

もちろん、当然調査は重要
ここはスキルがないと、リスクを洗い出すことができず、
思わぬ見落としで憂き目を見てしまいます。
経験による差は大きいと、
弁理士向けの実務講座でも感じています。

ただ私の場合、さらに登録の可能性が上がるように!?
やはり神社でお参りをします。
特許庁の近くに、「金毘羅宮」が御座居ます。
今日も打ち合わせで通りがかったので、
登録率アップの祝詞をあげてきました笑
ではなく、お仕事させていただける感謝の気持ちを奉納しました^人^

しかしこれについては、あながちバカにできない(?)小話があります。
続きはまた今度。。