持続可能なブランドコミュニケーションをつくる
「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。
「リッツのスーパー」
と言ったら、
おそらく多くの人は「ザ・リッツ・カールトン」の「スーパーマーケット」があるのかと思うのではないでしょうか?
ところが先日、「リッツ・カールトン」とはまったく関係ない会社が、
「スーパーリッツ」という商標を「飲食料品の小売」の分野で出願して、
審査の結果、登録を受けたのです。
これが「リッツ・カールトン」の権利者の目に留まり、
登録の無効を請求されます。
結果、「スーパーリッツ」は、先に登録されてる「RITZ」等と似ていると判断されて、登録は無効になりました。
・「スーパー」は、飲食料品の小売の分野ではスーパーマーケットの一般的な略称だから、「リッツ」の部分の方が、需要者の目を引く部分である
・「RITZ」は「リッツ」と読む
・「スーパーリッツ」と「RITZ」は似てる
とのことです。
以前、「リッツセレモア」っていう葬儀屋の商標が登録されたこともありましたが、
こちらも「リッツ・カールトン」と紛らわしく混同しそうとのことで、登録を取り消されています。
リッツのスーパー
リッツの葬儀屋
あったら面白いけど(・ω・)
紛らわしい名前は、
悪意がなくてもNGです!
(写真は最近行った大阪のリッツ・カールトン。生演奏とアロマの香りが心地よかったです☕️)