※2022年6月28日配信メルマガVol.182より抜粋(一部加筆修正あり)
ビジネス目的での利用者数が増え続けるTikTok
みなさんはTikTokを使っていますか?
TikTokは、2016年に中華系の米国の企業ByteDanceからリリースされ、
日本では2018年に流行し始めました。
2021年には月間アクティブユーザーが10億人を超え、
ソーシャルメディアの中では、世界第6位の利用者数を誇ります。
TikTokと聞くと、
女子高生など若い人たちが、
曲に合わせて踊っている短尺の動画を思い浮かべるかもしれません。
確かにそういった動画もあるのですが、
せいぜい2割ほど。
最近はビジネス目的での動画投稿も
盛んになってきているのをご存知でしょうか?
中には、なんとTikTokで家を売った事例もあります。
TikTokは「30~40代以上」のユーザーを増やしたい
元々、TikTokは若い人向けのサービスを志していたわけではなく、
単に集客のために若い人に活用してもらってきたそうです。
今はエイジングといって、ユーザーの年齢層の引き上げに取り組んでいます。
というのも、TikTokは基本的に広告で成り立っているので、
より購買力のある30代,40代以上のユーザーにリーチしたいからです。
YouTubeとTikTokの違い
同じ動画系のメディアといえば、
YouTubeがありますが、
YouTubeとTikTokは、全く違った特徴を持っている媒体です。
まず、YouTubeは、投稿実績の少ない配信者の投稿はなかなかバズり(注目を集め)にくいですが、
TikTokは、実績0からでもいきなりバズることがあります。
中には、最初から100万回再生の動画もあるとか。
また、YouTubeは、配信者(アカウント)自体に信用が蓄積されることで、露出が増えやすくなりますが、
TikTokは、動画単体で注目を集めると、露出が増えやすくなります。
AIの評価が異なっているのですね。
YouTubeは、何かしながら見る人が多いですが、
TikTokは、集中して見る人が多いです。
以上から考えると、YouTubeはファンづくりメディアで、
TikTokは知ってもらうメディア、拡散メディアなのかなと思いました。
したがって、TikTokを起点に、
動画に来てくれて興味を持ってくれた人を、
YouTubeなどの他のメディアに誘導する、
という使い方がベストのように感じます。
TikTokの採用活動への活用事例
そんなTikTokの企業による活用方法として、
「採用活動への活用」
が注目を集めています。
その要因として
- 20代の若いユーザーが多い
- コンテンツ制作が容易である
- レコメンド機能により拡散されやすい
- エンゲージメントが高い
などが挙げられます。
有名なところでは、
三和交通株式会社という
タクシー会社があります。
三和交通は、おじさんの社員が全力で踊る動画を投稿したところ、
数百万再生を記録してバズることに成功しました。
コミカルな踊りを見せる、やけにネクタイの短い太ったおじさんは、
なんと取締役だそうです。
タクシーのお客様から「TikTok見てるよ」と声をかけられたり、
TikTokを見て応募して、実際に採用に至った人もいるとのこと。
社員からは「私も映りたい」と手を挙げる人も出てきて、
社内の雰囲気も明るくなったそうです。
このように、若いユーザー層の集まる場所で、
バズる投稿を行うことで、
・若年層をターゲットとする商品・サービスが売れやすくなる
・若年層を採用しやすくなる
・顧客から評判が得られる
・社内の雰囲気が良くなる
といった利点があるので、
試してみる価値はあるのではないでしょうか。
【サムライツ(R)】公式メルマガ(無料) | |
姓 * | |
名 * | |
メールアドレス * |