「他がやりたがらないこと」をやって日本一

「他がやりたがらないこと」をやって日本一

※2022年6月21日配信メルマガVol.181より抜粋(一部加筆修正あり)

患者数・症例実績日本一の湘南美容クリニック(SBC)

先日、お世話になっている税理士法人さんの
20周年記念イベントにお招きいただき、
参加してきました。
そのゲストに来られていた、
湘南美容クリニック(SBC)代表の相川佳之さんの講演がありました。

湘南美容クリニックといえば、
患者数日本一症例実績日本一
国内外で100院以上展開する
日本最大の最先端美容整形クリニックで有名ですよね。

SBC相川代表が美容外科を志した理由

そんな相川代表の言葉で、
特に「他がやりたがらないことをやる
というお話が印象に残りました。

元々、相川代表は、背が低いことをコンプレックスに思っていたそうです。
それで、薬剤師であるお母さんが、
成長ホルモンの注射で背を伸ばす治療があるということで、
病院に連れて行ったのですが、
医師から「病気じゃないから必要ない」と一蹴されたそうです。
そんな経験から、「コンプレックスで悩む患者を救いたい」という気持ちから、
美容外科を志したそうです。

ゴールから逆算して美容医療の世界へ

ところが、周りの医学生の先輩や、
薬剤師のお父さんの知り合いの医師からは反対の声が。
当時、美容医療業界はグレーな世界で、
金儲け主義といった負のイメージがあったんですね。

だったら自分が美容医療をオープンにしていこうと誓い、
美容外科で働き始めることになりました。
そして、その時にはすでに、3年後には独立開業することを決めていました。
ゴールから逆算して、必要な知識や技術を身につけるに至ったそうです。

予定通り、3年後に独立。
その時選んだ場所が、「藤沢」でした。
東京や横浜も考えたそうですが、
当然、激戦区になります。
そこで、お父さんの「開業するならライバルのいないところへ
というアドバイスから藤沢に決めたのだとか。

「自らマーケティング」で大きく飛躍

ところが、待てど暮らせど患者さんが来ません。
普通はここで、外部の広告代理店などにマーケティングを依頼するところですが、
相川代表は、チラシを自作して配り始めました。
色々工夫しましたが、チラシ配りは効果なし。
次に地元のフリーペーパーに広告を載せたところ、
ようやくお客様が増え始めたそうです。

このように、「自分でマーケティングをする」というのも、
他がやらないことの1つですね。
結果として、マーケティング力の向上がSBCの大きな飛躍につながりました。

得意分野がリピートの多い治療で功を奏する

それから、相川代表の得意分野が「脂肪吸引」なのですが、
偶然にも、脂肪吸引はリピートが多い治療という点が、功を奏しました。
他のクリニックでは難しい箇所の脂肪吸引も引き受け
さらに、頼んでもいないところの脂肪も無料で取ってしまう事で、
いい評判が広まって、全国から患者が来院するようになったそうです。

こうして、
他がやりたがらないこと」×「お客さんのニーズのあること」×「自分の得意なこと
を突き詰めていった結果、
日本一の美容整形クリニックに成長させました。

※参考:「究極の「三方良し」経営」(相川 佳之 (著))
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