※2021年1月19日配信メルマガVol.107より抜粋(一部加筆修正あり)
YouTubeの広告収益を増やすには?
先日、とある有名YouTuberが
「動画は、30分~1時間トークしやすくなるような企画にしている」
「面白いことを言うとか、笑いをとるとかではなく、
なんとなく聞かせる動画を作るのが得意で、そこを心掛けている」
と言っていて、なるほどと思いました。
YouTuberの収入は、主に4つに分かれていて、
・YouTube内の広告収益(ディスプレイ広告、オーバーレイ広告、動画広告)
・企業案件(企業からの依頼で宣伝を行う)
・スーパーチャット(ライブ配信のチャット内で視聴者が自主的にする”投げ銭”)
・チャンネルメンバーシップ(メンバー限定動画を視聴できる定額料金サービス)
が挙げられます(2021年1月19日時点)。
そのうち、最もメジャーで、
多くのYouTuberが最大化を目指すのが「広告収益」です。
この「広告収益」を伸ばすためには、
YouTubeの検索結果の上位に表示されたり、
「おすすめ」に表示されたりする必要がありますが、
それには、YouTubeから「質の良いコンテンツ」と評価される必要があるのですね。
「質の良いコンテンツ」と評価されるには?
では、どうしたら「質の良いコンテンツ」と評価されるかと言うと、
YouTubeは「再生回数」ではなく「視聴維持率」を重点的に評価しているそうです。
つまり、1つの動画でどのくらい長く再生時間を維持できるか、ですね。
「登録者数」でも「再生回数」でもなく、「再生時間」です。
考えてみれば、再生時間が長いとそれだけ広告を入れられるのですから、
YouTubeとしてもありがたいわけです。
とすると、冒頭のような
「なんとなく聞かせる動画を作る」
のが、YouTuberにとってのカギということになります。
本質の捉え方がうまいですね。
自分の才能を活かせる場所に行く
ちなみに、そのYouTuberは、元々ゲーム実況からYouTubeをスタートしています。
そのきっかけも、
「世界で最も登録者数の多いYouTuberが、ゲーム実況者だった」から。
日本もトップはゲーム実況者になるのでは?と考えたのですが、
自分の才能を考えた時に限界を感じて、
現在の「面白い企画を考えて実行する」路線に転向したそうです。
すると、斬新な企画力としゃべりの才能が上手くハマって、
あれよあれよという間に国内トップYouTuberになりました。
自分の才能を活かせないところは人に任せる
また驚いたのが、本人は動画編集することもアップロードすることもできないので、
企画と演じること以外は、周りの人がすべてやっているそうです。
自分の得意なことに徹底的に集中して、
向かないことは一切やらない。人に任せる。
この思い切りの良さも成功の要因といったところでしょうか。
YouTubeはレッドオーシャンになっていくので、
運営の分業化の流れは進みそうですね。
正直、あまりYouTuberに興味はなかったのですが、
上手くいっている人には、必ず何かしら参考になることがあるなと思いましたし、
視野を広げていろんな人を研究するのも面白そうです。
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