持続可能なブランドコミュニケーションをつくる
「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。
「年越しそば」といえば、
ほぼ一般的となった日本の年末の風習ですが、
それに対抗した「年明けうどん®」が、
近年は浸透し始めています。
https://www.toshiakeudon.jp/
そう、「年明けうどん®」はさぬきうどん協同組合らの登録商標!
麺食文化、小麦粉消費量、そしてうどん業界を盛り上げるために、
年明けにはうどんを食べようという、普及活動をしているのです。
それで、申請があれば無料で商標を使用できることにして、
多くの業者がこの商標を使えば、
認知されていき、消費量も増えていく、という算段なのですね。
それなら商標登録しない方が、より多くの人が使って認知度が高まるのでは?と思いますよね。
でもそれでは、みな多種多様な商標の使い方をしてしまうので、
見え方がバラバラで、
かえって消費者の記憶にとどまらない可能性が高いです。
そういう意味でも、商標を登録して使用をコントロールできる状態にしておくことが、望ましいのですね。
今後は、こういう商標のオープン戦略が功を奏する時代になっていくのでは?と期待してます。
商標管理を通じたマーケティング、ブランディングで、
”見え方”をコントロールすることで、
商品・サービスの「売れる」状態をつくっていきたいですね。
「年明けうどん®」
お試しあれ!
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/news/20161227_1.htm