※2023年1月3日配信メルマガVol.209より抜粋(一部加筆修正あり)
タレントの肖像使用は「信用移行ブランディング」
ブランディングにおいて、自社が見込客から信用を得るには、
必ずしも「自社の知名度を上げる」ことだけが手段ではありません。
「他者が持っている信用を移行する」ことも1つの手段です。
「他者が持っている信用」というのは、
例えばタレントの肖像(顔写真等)を使用することが、その最たる例として挙げられます。
よく知るタレントの肖像を使えば、
「このタレントが出ているから信用できるのかな」と、
無意識にでも信用してもらうことができます。
もちろん、無断で使用することは
「肖像権」「パブリシティ権」の侵害になるので、
許可の範囲でということになります。
中小企業向けの著名人の肖像利用サービス
とはいえ、タレントの肖像の使用許可って、
相当お金もかかりそうだから、大企業がやることじゃないの?
と思われるかもしれません。
しかし近年では、「中小企業向けの著名人の肖像利用サービス」が
広く使われ始めています。
例えば、「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」。
https://nippon-smes-project.com/
「AMBASSADOR」に名を連ねているのは、
藤原紀香さんや滝川クリステルさん、田村淳さんなど、
日本で広く知られた芸能人の方々です。
1契約につき1名の制限はありますが、
契約期間中ならこれらのタレントの肖像を使うことができるサービスなんですね。
期間内は、広告のバナーでも、パンフレットでも、
基本的に何にでも使えるようです。
ただ、情報商材やアダルトなど、
タレントのイメージが悪化しそうな怪しい業界は、審査が通りません。
また、タレントと業界の組み合わせによっては、
すでに大手のCM契約などがあり、
審査が通らないこともあるようです。
なので、必ず審査が通るわけではありませんが、
もし自分の業界でまだ使われてないタレントさんがいたらチャンスですよね。
コスパは合うのか?
気になるお値段は、2023年1月3日時点では月50万円ほどでした。
(現在は費用について問い合わせが必要です)
これだけのタレントと普通にCM契約すれば、
数千万円ぐらいかかるでしょう。
年間600万円ぐらいはかかりますが、
それでCPA(顧客獲得単価)が下がるなら、
悪くない選択肢ではないでしょうか?
利益が余って変な節税商品に手を出すぐらいなら、
こちらの方が売上につながる可能性が高いので、
おすすめです。
この金額で成り立つのは、
何十社で1人のタレントをシェアするからですね。
要はシェアリングエコノミーみたいなものです。
芸能プロダクションも、写真素材を貸すだけですから、
特にコストをかけずに利益を得ることができます。
他にも類似のサービスで、
もう少し値段の安いものもあります。
例えば、「ACCEL JAPAN」や「Skett」など。
https://accel-japan.com/
https://skettt.com/
「ACCEL JAPAN」は、2023年1月3日時点で月額35万円からでした。
現在は、さまざまなプランを用意しているようですね。
著名人の肖像利用サービスを利用した場合のリスク
リスクがあるとしたら、
使った芸能人が不祥事を起こしてしまった場合でしょうか。
この中にも、不倫騒動で話題になったタレントさんがいますが、
こうした場合に会社のイメージダウンになりかねません。
普通の大手のCM契約では、肖像使用の停止と損害賠償請求ができるようになっていますが、
こちらのサービスでそのようなことができるのかはわかりません。
それでも、中小企業がタレントの肖像を使うことで信用を移行し、
自社ブランディングできる、とても効果的な方法だと思います。
広告費の一部を、このようなサービスに使ってみるのはいかがでしょうか?
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