他社レビューを商品開発に活かす方法|MUJI「IDEA PARK」とドンキ「マジボイス」活用術

他社レビューを商品開発に活かす方法|MUJI「IDEA PARK」とドンキ「マジボイス」活用術

※2025年2月25日配信メルマガVol.321より抜粋(一部加筆修正あり)

無印良品の「IDEA PARK」

無印良品の「IDEA PARK」というサイトをご存知でしょうか?
https://lab.muji.com/jp/ideapark/

無印良品のお客さんとの対話を通じて、
ものづくりの現場に生かしていく取り組みです。

サイトを覗くと、
「こういう商品があったら嬉しい」と、
ユーザーからの様々な商品のリクエストが書いてあります。

商品の品目も、衣料品から子供用品、家具や雑貨、日用品、食品など、
多岐に渡ります。

その投稿に他のユーザーから、
さらにこういうのがあると便利
こういうふうに使いたい
こういった不満がある
といったコメントがつくようになっているんですね。

それぞれの投稿・コメントには「いいね」がつけられるので、
多くの支持を得ている意見がどれなのかもわかります。

ドン・キホーテの「マジボイス」

他にも、ドン・キホーテの「マジボイス」というサイトもあります。
https://www.majica-net.com/majivoice/

これはアプリからしか見られませんが、
ドンキで売っている商品に対する「正直レビュー」が掲載されています。

「正直レビュー」には、
「いいよ!/ビミョー」の2択評価や、評価コメントがついていて、
何%の人が「いいよ!」と思っているのかわかりますし、
商品に対して「ここが良かった」「ここが不満」といった
忖度なしの感想が並んでいるわけです。

他社レビューを商品開発に活かす方法

これらのお客さんの声は、できれば自社の商品について多くもらいたいところです。
よくない評価でも、改善ポイントが得られますし、
いい評価をいただけたら、それはそれで嬉しいからです。

とはいえ、やはりMUJIやドンキのような大企業ほどの数を集めることはできません。
そこで、これらのお客さんの声を、自社の商品開発に使わせてもらえばいいのですね。

まず、自社の商品に近い分野の商品を探します。
そして、評価されているポイントや、リクエスト内容をピックアップして、
自社にも採り入れられないか考える
のです。

さらにおすすめなのが、不平不満の声を探すことです。
お客さんの不平不満を解消した商品を作ることができれば、
多くの人のニーズを満たすことができるからです。

特許や意匠、商標といった知的財産権をパクることはNGですが、
こういうお客さんの生の声をパクってアイディアに採り入れるのは問題ありません。

せっかく貴重な資源を公開してくれているのですから、
ぜひ活用してみてください。

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