「サブスク」をするなら「診断」を組み合わせよう

「サブスク」をするなら「診断」を組み合わせよう

※2023年7月4日配信メルマガVol.235より抜粋(一部加筆修正あり)

おやつのサブスク「スナックミー」

スナックミー」という、
おやつのサブスクサービスをご存知でしょうか?
https://snaq.me/

「スナックミー」は、
毎月変わる100種類以上のおやつから、
20~30g程度の食べきりサイズ8つが届くというもの。
頻度は2週に1回か、4週に1回かを選べます。

取り扱っているおやつも、
人工甘味料や合成香料、合成保存料、漂白剤など不使用の
体にやさしい素材でできています。

どんなおやつが届くのかは、届いてからのお楽しみですが、
最初に「おやつ診断」を行うことで、
自分の好みのものに寄せて選んでくれて、
逆に、あまり食べたくないものや苦手なもの、
アレルギーのあるものを外せる
ようになっています。

しかも、万が一食べられないものが届いてしまったら、
ポイントをプレゼント
してくれるという保証付き。

また、おやつを誰と食べたいか?ということで、
自分用家族(大人)と家族(子供)とその他の人と
から選べます。

これで1,880円+送料330円なので、
安くはないけど、払ってもさほど家計に響かない、
絶妙な価格設定
だと思います。

簡単な手続きでお届けをストップもできるし、
おやつが溜まってしまった時や、長期不在の時は、
1回だけお届けを止めるスキップもできます。

そんな手軽さもウケて、
20~40代の女性を中心に、
2022年には累計ユーザー数が15万人を突破したそうです。

「診断」と「サブスク」は相性がいい

最初に「おやつ診断」を行うと言いましたが、
この「診断」と「サブスク」の組み合わせは
とても相性がいい
と考えられます。

というのも、事前に「診断」を行うことで、
ユーザーのニーズにパーソナライズさせた商品・サービスを提供できるから、
満足度が上がり、サブスクの解約が減り、
継続率が上がる
ためです。

どんなビジネスでも、お客さんのニーズを汲み取ることは大事ですが、
「診断」という形にすれば、自然な形でニーズを拾うことができるのですね。

そして、「診断」で人気のなかったものは、
8つのラインナップから外せばいい
ですし、
外さなくても「チャレンジ枠」のような形で
入れてしまうこともできます

このように、ビジネスに「診断」の要素を入れると、
その結果を元に商品・サービス開発ができるので、
ぜひ採り入れられそうでしたら、採り入れてみると面白いのではないでしょうか。

O2O(オンライン・ツー・オフライン)でブランド力アップ

ちなみに「スナックミー」は、
サブスクの枠を超えた展開も始めており、
2021年末からは、銀座ロフトなどでオフライン展開を開始、
2022年4月には、清澄白河に直営店舗もオープンしました。

最初からリスクの高いオフラインでやるのではなく、
オンラインである程度ブランドが育ってから、
オフライン展開
する流れも興味深いですね。

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