会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業

会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業

・「会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業」(横須賀輝尚 (著))
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経営者にとっては「プロの士業をどのように見分けるのか」、士業にとっては「プロの士業を目指すのにどのレベルまで自分を高めればいいのか」がわかる本です。

本書の内容

冒頭で著者は、「士業はあなたの会社を救う“金のなる木”にもなりうるし、選び方を誤れば“毒”にもなる」と鮮やかに喝破します。そして、独自の視点で「プロ士業」と「ダメ士業」の違いを体系的に整理。その見極め方、選び方、使い方まで、士業と付き合う上で欠かせないノウハウが章ごとに丁寧に解説されています。

  • 年間1000万円を超える助成金を獲得できる“プロ士業”、逆に「助成金は専門外」と逃げてしまう“ダメ士業”のリアルな実例。
  • 税理士・社労士・弁護士・司法書士・行政書士など、士業別に「プロに依頼すべきタイミング」「依頼方法」も細かく書かれており、読むほどに「この人なら」「こんな場面なら」と想像が広がります。

読んで感じたこと

読み進めるうちに、士業との関係性が「コスト」ではなく「経営資源」になりうることを、改めて実感しました。特に「最終的な判断も示してくれるか?」というプロ士業の見極め軸は、胸にズキンと響きます。

自分の会社を守るパートナーとも呼べる存在をどう育て、どう使うか、その視点がこれほど明快かつ実践的に書かれている本は、なかなか存在しないでしょう。

士業の視点から見ると少々厳しい記載も見られますが、日本で一番士業をコンサルしてきた著者の本音が書かれていて、士業のレベルを高める上でも大変有用だと思います。

著者なりのエールとも感じられ、自分自身もプロ士業と言えるような仕事を目指していこう、と改めて思えるきっかけになりました。


こんな方におすすめ

  • 士業に対して「頼りにならない」とモヤモヤしている経営者
  • 顧問契約をしている士業がただの書類事務屋に感じている人
  • 法務・労務・税務など、士業に頼るべきかどうか迷っている人
  • 「判断力のある士業」を味方にして、事業リスクや戦略的な舵取りを強化したい人
  • 「プロ士業」と言われるぐらい、顧客から信頼されたい士業

士業は「誰に頼むか」で会社の未来が確実に変わります。それを教えてくれるのがこの一冊。

「資格があるから安心」は幻想だと感じている人にこそ、自信を持っておすすめしたい実務書です。

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