・「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」(佐藤航陽 (著))
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ITの進化により劇的に変化する新しい経済のルールと生き方を提示している本です。
本書は、
- お金の正体
- テクノロジーが変えるお金のカタチ
- 価値主義とは何か?
- 「お金」から解放される生き方
- 加速する人類の進化
の5章で構成されており、資本主義の欠点を補う考え方として、価値を軸として社会が回っていく「価値主義」というモデルを提示しています。
モノやお金ではなく、人の共感や信頼、貢献といった“目に見えないもの”が、新たな価値として流通する時代が来ているとのこと。
そんな新たなパラダイムのもとで、私たちはどのような働き方やビジネスモデルを考え、試行錯誤すべきなのかを探求しています。
特に印象的だったのは、「経済とは欲望のネットワーク」という視点。
人には「本能的欲求」「金銭欲求」「承認欲求」の3つの欲望があり、これらが重なり合い、広がっていくことで、新しい経済圏やコミュニティが生まれていく。
そして、これまでのようにお金を“蓄える”のではなく、価値を“循環”させていく仕組みに身を置くことが、これからの生き方に大きなヒントを与えてくれると感じました。
「じゃあ、自分はどんな価値を循環できるんだろう?」
そんな問いが自然と湧いてくると思います。
急速に変化する経済環境の中で、個人がどのように適応し、生きていくべきかを考えるきっかけを与えてくれるでしょう。
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