※2024年9月17日配信メルマガVol.298より抜粋(一部加筆修正あり)
婚活真剣層は「マッチングアプリ」から「結婚相談所」へ
婚活サービスの市場規模が拡大して、
マッチングアプリの利用者数がどんどん増える一方、
婚姻数は2000年頃を境に年々減少しており、
昨年は戦後初の50万組を下回っています。
未婚者の独身でいる理由は、
「適当な相手にめぐり合わない」というものが最多。
一方で、アプリを利用しても、
遊び目的の恋愛強者男性(隠れ既婚者も存在)と、
そんな男性に惹かれてしまう女性ばかりがマッチングして、
真面目に結婚を望む男女が出会えない状況になっているのです。
そこで、最近では、
きちんと仲人(アドバイザー)がサポートしてくれる「結婚相談所」が、
真剣に結婚相手を探す人に評価され始めているようです。
間に人が入ると、遊びの恋愛目的の人は寄ってきませんからね。
結婚目的と恋愛目的をふるいにかけることができます。
特に今は、上場企業のIBJのシステムがあるため、
「いい人になかなか出会えない」
という結婚相談所のデメリットをカバーしてくれています。
IBJのシステムに加盟する結婚相談所は全国4,000以上ありますが、
加盟すると、IBJが持つ9.4万人の会員データベースの中から
お見合いを組むことができるんですね。
成婚率80%超!「ナレソメ予備校」とは?
そんなIBJ加盟の結婚相談所の中でも、
今個人的に注目しているのが「ナレソメ予備校」です。
https://naresome.net/yobiko/
ナレソメは、効率的かつ確実に結婚するために、
さまざまなコンテンツを用意している新しい相談所で、
成婚率がなんと80.2%(2024年9月時点)という驚異的な成果を実現しています。
業界最大手でも55.0%ですから、驚きの数字です。
HPを見ると、結婚相談所にありがちな、
古臭い、ダサい感じのイメージは全くありません。
利用者も20代~30代前半と若く、
俗にいう”ハイスペック”な男女が集まっているようです。
そして、単にお見合いを組んだりサポートしたりするだけでなく、
婚活に役立つ動画コンテンツを提供したり、
会員コミュニティを作って利用者同士で交流できたり、
プロポーズのサポートや成婚後のサポートまで手厚く行なっています。
そして最大の特徴が「ナレソメプランナー」と呼ばれる
仲人(アドバイザー)の存在でしょう。
若くて個性豊かな人たちが多数揃っているので、
同年代の友達感覚で相談しやすいのかもしれません。
1人1人にあだ名がついていて、親しみやすさを演出しています。
https://naresome.net/yobiko/adviser/
そして、旧来の価値観を押し付けることなく、
今の時代の価値観に合わせて、
1人1人の性格に寄り添ったアドバイスをしてくれることが、
高い成婚率につながっているのでしょう。
集客段階でふるいにかけて高い成果を出す
サービスへの入り口となるナレソメのYouTubeがまたよくできています。
https://www.youtube.com/@naresome_yobiko
「マジレス婚活相談」というコーナーが秀逸で、
視聴者からの相談を容赦無くバッサバッサと斬りながらも、
本質的で役立つ回答をしてくれます。
(歯に衣着せぬ発言が、時々炎上しているようですが)
嫌われることを恐れて、ふわっとした回答をしていたら、
ここまで人気にはなっていなかったでしょう。
ある意味、最初の段階で視聴者をふるいにかけて、
ナレソメのカルチャーや雰囲気に馴染む人だけを顧客にしているのだと思います。
苦手な人は1回で来なくなるので、
モンスタークレーマーのような人もあらかじめ避けることができます。
逆に、それで残る人はそもそも「結果を出しやすい」人なので、
満足度が高くなり、顧客ロイヤルティが高くなる結果、
スタッフ満足度も上がり、高い成果も実現できるのでしょうね。
集客の際は、とにかく多く集めればいいのではなく、
顧客に求める価値観から逆算して、
“ふるい”となるような設計を考えるといいでしょう。