※2024年2月27日配信メルマガVol.269より抜粋(一部加筆修正あり)
インフルエンサー×オリジナルブランドは令和の成功パターン
インフルエンサーとして人気が出た後に、
オリジナルブランドを立ち上げるというビジネスモデルは、
最近の成功パターンとして確立されつつあります。
例えば、げんじさんという方のYouTubeのやり方は、
これからYouTubeを伸ばしていこうという方にも参考になります。
げんじさんは、主にメンズファッションの情報を発信しているYouTuberです。
https://www.youtube.com/@genji_official_
UNIQLOやGUといった、誰でも気軽に試せるファストファッションを
おしゃれに見せるコーディネートを紹介しており、
ファッション初心者の20~30代の男性に特に人気のチャンネルです。
げんじさんは、オリジナルのメンズブランドとして
「LIDNM(リドム)」と「WYM(ウィム)」、
レディースブランドとして
「SIWEM(シウム)」も展開しています。
(実は私も「LIDNM(リドム)」と「WYM(ウィム)」の商品を買ったことがあります)
つまり、YouTubeでたくさんのファンを獲得し、
そこから自社ブランド商品の販売につなげているのですね。
動画は「集客用」と「販売用」に分ける
そして、ここからが重要なのですが、
げんじさんのYouTubeの動画の作り方は、
「集客用」と「販売用」に分かれています。
例えば、
・「【ユニクロの進化がすんげぇ】新作アウターが最高に気分だった件。パンツも良き!!」
こちら↑の動画は、ユニクロの新作アウターを紹介しており、
げんじさんファン以外の視聴者も見にくるような
「集客用」の動画になっています。
一方で、
・「【WYM3月新作】トレンドを詰め込んだエグすぎる神バッグが完成してしまいました。。。」
こちら↑の動画は、げんじさんのブランド「WYM(ウィム)」の新作バッグを紹介しており、
げんじさんの動画を見て、そろそろユニクロやGU以外の商品が欲しいなと思った人向けの
「販売用」の動画になっています。
要するに、集客用動画で、ファッション初心者でもいい感じに見えるコーディネート等を学んでいくうちに、
ファッションに目覚めていき、
「ユニクロやGUではできないオシャレがしたい」
「げんじさんが作ったかっこいいブランドが欲しい」
と思って、販売用動画から購入に至っていくという流れなのですね。
集客用と販売用の割合は8:2が限度
そして、集客用と販売用の割合も、
集客用8割、販売用2割くらいになっていて
これまた絶妙なバランスで作られています。
これ以上販売用の割合が多くなってしまうと、
売り込み臭がしてきてしまいます。
また、げんじさんほどの人気YouTuberなら、
すでに信用があるので、このバランスでいいのですが、
動画の人気がない=信用がないうちは、
集客用の割合をもっと増やした方がいいでしょう。
つまり、自社の売上につながるかどうか関係なく、
見込客にとって役に立つ情報を伝えていくのです。
それが情報発信者に対する信用につながり、
販売用の情報も肯定的に捉えてくれて、
やがて自社の売上になっていきます。
以上より、YouTube等のSNSで情報発信していく場合は、
集客と販売を分けて考え、
自社の信用を考慮しながらバランスを調整して行うことが重要だと言えます。
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