※2022年6月14日配信メルマガVol.180より抜粋(一部加筆修正あり)
自動車部品の下請け会社2代目若社長が直面した組織の課題
経営コンサルタントの故・石原明先生が、
著書の中でこのような事例を紹介していました。
コンサル先の「〇〇自動車部品株式会社」は、
3年前に父親から事業を引き継いだ、
2代目社長が営む自動車部品の会社。
取引先1社に依存する典型的な下請け会社で、
父親の代から勤める役員たちは、
若社長の言うことをなかなか聞かないという
これまたよくあるパターンです。
社長としては、年々売上が下がっていく中で
社内を変革したい。
優秀な若手も、色々と上司に提案するも、
古株の上司から押さえつけられる形で、
「何を言ってもムダだ」と
無気力になっていく状況でした。
これでは組織力が低下するのも目に見えています。
組織を変えたいなら社名を変えろ!?
そこで石原先生が提案したのが、
「社名の変更」です。
普通は、幹部の研修を…と考えがちですが、
「社名の変更」をアドバイスしたのは、
なぜだと思いますか?
それは、「社名が限定的な名前だったから」
と言う理由だそうです。
「〇〇自動車部品株式会社」は、
事業の内容がわかりやすい反面、
とても限定されているので、
販路を拡大していく場合に
戦略上、足かせになっていくと考えたのだそうです。
将来的には自動車関連だけでなく、
他業界にも拡大していきたい。
そんな時にこの社名では、
新卒者の採用と育成において
マイナスに働いてしまうのですね。
社名変更からのリブランディングで会社が変わる
そこで、社名変更を機に、
リブランディングを行い、
イメージでも人を惹きつける会社にしていきたいと考えたそうです。
とはいえ、社名変更は、
古株の幹部社員が最も反対する提案の1つ。
それをどうやって2代目社長が押し通したのかは、
下記の書籍を読まれてみてください。
※参考:「うちの社長は、なぜ「ああ」なのか」(石原 明 (著))
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