※2019年9月24日配信メルマガVol.38より抜粋(一部加筆修正あり)
コラボによるブランド力アップ
YouTubeを見ていると、人気YouTuber同士のコラボや、自分の番組で他のYouTuberを取り上げることが、
チャンネルのパワーを上げるのにとても有効に活用されていると感じます。
コラボレーションは、通常より再生回数が上がる可能性がありますし、視聴時間も平均より長い、
お互いのファン同士がチャンネル登録して、新規の登録者数も増加する、
といった、メリットがあります。
ただこれはかけ算のようなもので、
お互いのブランド力の大きさに応じて、
しかもその影響力の重み付けによって、変わってくるのではないかと感じます。
ブランド力が小さいもの同士のコラボよりも、
ブランド力の大きいもの同士のコラボの方が、
その影響力はより大きくなるでしょうし、
コラボ相手の質によって、うまくマッチする相手とのコラボであれば、
影響力はさらに大きいものになるでしょう。
「MIGAKI-ICHIGO(ミガキイチゴ)」のブランド戦略
これは、何も YouTubeに限った話ではありません。
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県山元町には、
高品質を売りにした「MIGAKI-ICHIGO(ミガキイチゴ)」というブランドイチゴがあります。
https://migaki-ichigo.jp/
ITを駆使した施設内環境のコントロール、
熟練の職人による絶妙なタイミングでの収穫により、
新しいイチゴの生産・流通・販売方法を実現。
「食べる宝石」というコンセプトでロゴデザインをして展開し、
最高で1粒1000円の高値で販売されています。
よくある“イチゴの品種のブランド化”ではなく、”特定地域で採れた上質な複数品種のイチゴの自社ブランド化”を目指したところに、真新しさがあります。
「MIGAKI-ICHIGO(ミガキイチゴ)」のコラボ事例
「MIGAKI-ICHIGO(ミガキイチゴ)」自身、厳しい品質基準をクリアした高品質なブランドですが、
様々なコラボにより、そのブランドの認知度を広げています。
例えば、米の旨みを生かしたまろやかで上品な味わいが特徴の、宮城の銘酒「浦霞」とのコラボ企画商品は話題となり、
「MIGAKI-ICHIGO(ミガキイチゴ)」のブランド価値向上に寄与しました。
生産業者のCEOによると、「コラボ相手には良い相手を選んで商標のライセンスをした」とのことですが、
自身のブランド力がある程度高く、相手にメリットを感じてもらえるからこそ、良い相手と結ばれるのですね。
ブランド力を持った相手とのコラボレーションによる、
自己のブランド力のさらなる向上を視野に入れて、
まずは自分のブランド力を高めていくことを考えていくと良さそうです。
※サムネ画像は「ミガキイチゴオンラインショップ」より引用
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