※2023年10月17日配信メルマガVol.250より抜粋(一部加筆修正あり)
日本市場の「3つの縮小」とは?
最近、海外への商標出願についての問い合わせが増えています。
具体的な海外進出の予定があるわけじゃないけど、
検討している…みたいな話を聞くのですね。
その背景には、少子高齢化の進行に伴い、
国内マーケットが「3つの縮小」の危機に瀕していることが考えられます。
「3つの縮小」というのは
「未来の年表 業界大変化」(河合雅司 (著))という本で指摘されていることです。
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1つ目は、人口減少による「内需の縮小」
2つ目は、消費者の高齢化による「消費量の縮小」
3つ目は、生産年齢人口の減少による「可処分所得の縮小」
です。
人口減少の流れは数百年先まで止まらない!?
厚生労働省によれば、
日本の人口は、
2020年の1億2,615万人から、
2070年には8,700万人に減少するとの推計が出ています。
また、65歳以上の人口の割合は、
2020年の28.6%から、
2070年には38.7%に増加すると見込まれています。
人口が減れば、国内需要が縮小するのは当然ですね。
高齢の人は、若い人に比べて、
車や家などの大きな買い物は控えることが多いでしょうし、
趣味に使うお金も、食べる量も減りますから、
消費量の減少のスピードは加速します。
所得の高い現役世代が減れば、当然可処分所得も減ってしまいます。
そして、この日本の人口減少は、なんと数百年先まで止まらないと予測されています。
構造的な問題なので、国が頑張って少子化対策をしても焼け石に水状態なのですね。
人口減少に合わせた戦略を
ということは、人口が減って「3つの縮小」が起こることを前提とした
経営戦略を考えることが重要になってくるのです。
人口をどうにかするのではなく、
社会やビジネスの仕組みを、人口減少に合わせていくということですね。
そこで出てくるのが、2つの方針で、
1つは「国内マーケットの変化に合わせてビジネスモデルを変える」こと。
量的拡大を目指すのではなく、
需要があり、強みを活かせる分野で高付加価値化していき、
知的財産などの無形の財産を生かした経営を行うことです。
もう1つは、「海外マーケットに本格的に進出するための準備を整える」こと。
日本はもともと内需大国で、
世界的に見ても極めて外需依存度の低い国です。
人口が増え続ける中では、内需中心で経済も拡大していきますが、
人口減少時代を迎えるこれからは、やはり外需の取り込みが必須になってきます。
そうした危機感から、外国への進出を目指す人が増えているのかもしれませんね。
「海外進出」という選択肢を持とう
おまけに今の日本は歴史的な円安で、
「弱い円」とか「貧国日本」「安い日本」といった
悲しい単語まで飛び交う始末。
ニュースでは、海外で出稼ぎする日本人が取り沙汰されるようになりました。
そんな状況から考えると、
「海外進出」という選択肢は持っておくことが望ましいと言えますね。
ぜひ、こちらの本を読んで、日本の現状とこれからについて考える
いいきっかけにしていただければと思います。
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