※2022年3月1日配信メルマガVol.165より抜粋(一部加筆修正あり)
こちらのブログ内容は、音声で聞くこともできます。
https://stand.fm/episodes/6219fc89bb9020000622e347
目次
ポジティブ心理学に学ぶ「幸福の公式」
マーティン・セリグマンという、
「ポジティブ心理学」を創設された方が、
「幸福の公式」という、
とても興味深い研究結果を2002年、
今から20年前に発表されました。
https://happyproject.in/happiness-formula-equation/
その公式は、
H = S + C + V
です。
H:happiness(幸せ)
「H」は「happiness」、「幸せ」です。
ここでいう幸せは、
美味しいもの食べて幸せみたいな、瞬間的な幸せではなく、
永続的な幸せのことですね。
どっちかというと、well-beingみたいなイメージです。
H = S + C + Vなので、
幸せは「S」と「C」と「V」の総和で決まる、
というのが、この公式の意味になります。
そして、「S」「C」「V」は、それぞれ幸福に占める割合が異なります。
なので、重要度が違うんですね。
S:set range(遺伝)
では「S」はなんなのかというと、「set range」
直訳すると「決められた範囲」ですが、
ようは「遺伝」ですね。
元から決まってしまっている要素ということです。
自分ではコントロールできない部分です。
そしてなんと、この自分ではどうしようもない「S」の部分が、
なんと幸福の50%を占めているそうです。
幸せかどうかの半分は遺伝で決まってしまうんですね。
なんとも世知辛いですが、
虚しい気持ちはどこにもやり場がないので、
半分は諦めて受け入れるしかない、
受け入れた方が身のためということなのかもしれません。
C:circumstances(取り巻く状況)
次に「C」は「circumstances」
「取り巻く状況」です。
今の年収とか、資産状況、健康、
持っているもの、身につけているもの、
家庭とか職場の状況、住んでる地域、
所属しているコミュニティ、
宗教とかも含まれるかもしれません。
こちらの「C」が幸福に占める割合は、
たったの10%程度です。
もちろん、自分の努力や工夫次第で、
自分を取り巻く状況は変えることができます。
でもせいぜい10%なんですね。
ここでは、有効な戦略として、
- 「貧しい独裁政権ではなく、裕福な民主主義に生きる」こと、
- 「結婚する」こと、
- 「ネガティブな出来事やネガティブな感情を避ける」こと、
- 「豊富なソーシャルネットワークを築く」こと、
- 「宗教とか信仰を持つ」こと
が挙げられています。
V:voluntary control(自発的にコントロールできること)
最後「V」は「voluntary control」
「自発的にコントロールできること」です。
どういうことかというと、
過去、未来、現在についての感情のことを指して言っています。
過去、未来、現在について前向きな感情が多いほど、幸せになるということですね。
そして、この「V」が幸福の40%を占めているので、
ここに力を入れれば良いということです。
例えば、過去で言えば、
新規事業で失敗した経験があるとしても、
いつまでも引きずっていたら幸せではないですよね。
それよりも、その時はうまくいかなかったけど、
その失敗で学んだおかげで、今は別の事業でうまくいっているとか、
損失が小さいうちに撤退できてよかったとか、
そういった気持ちでいる方がどう考えても幸せです。
こういった調子で、
過去、未来、現在を前向きに捉えて、
幸せを感じていくことが、
一番効率的に、しかも自らの努力次第で、
幸福になる方法であると言えます。
「幸福の公式」は会社にも当てはまる?!
そしてこれらのことは、
会社にも応用して考えることができるのではないでしょうか。
会社には遺伝のようなものはありませんが、
まず日本でビジネスをするといった場合には、
日本の法律の影響を受けますし、
グローバルに展開しない限りは、日本の市場規模を超えることはありません。
言語の壁もありますしね。
業種によっても市場規模の違いや、圧倒的強者の存在などによる影響は大きいです。
「超えられない壁」のようなどうしようもない部分が、50%ぐらいはあると感じます。
一方で、ビジネスモデルの工夫や、
マーケティング、セールスの力の入れ方などで、
やはり50%ぐらいは改善できる余地があるでしょう。
このように、「自ら変えていける部分」と
「努力ではどうにもならない部分」とを、
半分ずつ明確に意識することが大切のように思います。
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