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ブランディング

補助金活用によるブランド力向上

※2019年4月2日配信メルマガVol.13より、一部加筆修正の上抜粋

さて、新しい時代を迎えるにあたって、新たなチャレンジをされる人や企業もいらっしゃるのではないでしょうか?例えば、海外進出。新市場開拓のため、生産コスト削減のため、新規事業の立ち上げ等、目的は様々だと思います。

その際に検討したいのが、海外事業展開で何か支障になることはないか?ということです。
例えば、日本では問題なく使っていた商標が、「他の国では先に権利化されていて使えない!」又は「勝手に使われて困っている……」等の話はよく聞きます。
このような事態を防ぐべく、まずは外国での特許や商標出願・権利取得が必要となるのですが、とはいえ外国での権利取得は費用が高くて二の足を踏んでしまう……という企業も多いでしょう。

そんな時に活用したいのが「外国出願の補助金」の制度です。

例えば、独自のセラミック成形技術を活かした「手動式のミル製品」等の製造・販売を手がける、ジャパンポーレックス社は、自社製品の海外展開を始めたところ、中国の代理店から類似品が出回っているとの情報を受けたそうです。
しかし、その当時、同社では国内外で知財の取得を一切行っていませんでした。
そこで、平成26年度には同社ブランド名「PORLEX」の文字商標、翌年にはロゴマークの商標を、補助金制度を利用して、主要取引先の豪州や、出荷が伸びてきた欧州、中国など二十数カ国に出願しました。
また、平成28年度の補助金では「ミル装置」の特許を、豪州、米国、中国、韓国へ出願することで、進出先での企業ブランド保護に取り組んだのですね。

今や海外での売上が約4割を占めるようになり、1国1社の代理店体制を敷いて、同社のブランド展開を理解する会社と専属契約を結んでいるそうです。
商品パッケージには「International patent pending(国際特許出願中)」の表記を付し、代理店やユーザーに対する品質への信頼度が向上。
過去に豪州では中国製類似品が安価で販売され、一時期売上が3分の2に落ち込みましたが、
前述の外国出願後は、徐々に正規品の品質とブランド力が再認識され、売上も回復し現在も伸び続けているようです。
(外国出願補助金事例集2018年度版参照)

新年度も始まり、新規の補助金の公募も始まりつつあります。
書類の準備等、面倒な部分も多少ありますが、
下記のサイト等をチェックして、せっかくの機会をご活用されてみてはいかがでしょうか?

東京では、4月に説明会も開催されます↓
http://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/josei/boshu_setsumeikai_2019_1.html
<その他の地方>
https://www.jpo.go.jp/support/chusho/shien_gaikokusyutugan.html
<JETRO>
https://www.jetro.go.jp/services/ip_service_overseas_appli.html

 

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