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ビジネスモデル

なんでもサブスク

※2019年3月19日配信メルマガVol.11より、一部加筆修正の上抜粋

最近のビジネス、なんでも「サブスク(サブスクリプション)」型ですよね。

ご存じない方のために簡単にご説明すると、
「サブスク(サブスクリプション)」というのは、
定額制のサービスのことを指していいます。

古くからあるのは、新聞や雑誌の定期購読や、
健康食品や化粧品、野菜などの定期配送、
月謝制の習い事なんかもそうでしょう。

ソフトウェアやウェブサービスの世界でも、
AdobeやマイクロソフトOfficeなんかは、私もサブスク利用ですし、
音楽配信の「Spotify」や映画の「Netflix」、
電子書籍の「Kindle Unlimited」、
Youtubeも「YouTube Premium」や「Youtube Music」などを始めました。
Appleが新たに発表する動画配信サービス(https://forbesjapan.com/articles/detail/26148)も、
サブスク型では?と言われていますし、
流行りの”オンラインサロン”もサブスクですね。

「サブスク」ビジネスは、
非ウェブサービス系の事業分野でも拡がっています。

例えば、住宅。
日単位で家賃が発生し、自由な住替えが可能なサービスが登場しました。
※参照:「家賃1日4,600円から – 家具家電付きサブスク住宅、レジデンストーキョーがオープン」https://boxil.jp/beyond/a6169/
普通の賃貸とは違って、敷金、礼金、仲介手数料ゼロだったり、電気・ガス・水道・ネット環境などの契約手続きが不要だったり、家具家電付き、といった点が特徴です。

海外では自動車メーカーによるサブスクも増えはじめ、
BMWやベンツ、ボルボ、ポルシェのサブスクなんかもあります。
トヨタも今年から「KINTO」というサービスを開始しました。
https://kinto-jp.com/
特定の好きなブランドがある人にとっては、
いろんな車種を乗り回せる夢のようなサービスですね。

他にも、いろんな一流美容室に通い放題のアプリ「MEZON」
https://www.about-jocy.jp/
ヘア・ネイル・まつエクサロンを利用できる「Salon Passport」
https://salonpassport.jp/
洋服レンタルの「メチャカリ」
https://mechakari.com/
バーキン等のブランドバッグ借り放題の「Laxus」
https://laxus.co/
家電・家具レンタルの「かして!どっとこむ」
https://www.kasite.com/
海外他拠点生活シェアハウスの「トークンハウス」
https://token-house.world/
知育玩具レンタルの「トイサブ!」
https://toysub.net/
など、挙げればキリがありません。

サブスクになりそうにない飲食店でも、
月額8600円で毎日1杯無料で食べられる「野郎ラーメン」のサービスがあります。
http://fr-h.co.jp/news/subscription
月12回来店すれば元が取れるそうです。
ラーメンやステーキやワインといった分野は、
熱狂的なファンがいますから、
サブスクにマッチしているのかもしれません。

IPOでも”サブスク銘柄”が人気になっていますし、
※参照:「新規上場(IPO)銘柄で検証! 投資家が注目する企業はこれ」
https://maonline.jp/articles/ipo2018_20190317
「Zuora」という、サブスク型ビジネスを支援するサービスも出てきて、
サブスクを実現する環境は整いつつあります。
https://jp.zuora.com/

サブスク型ビジネスの
事業者側のメリットは、
・固定収入で売上が安定する
・顧客の囲い込みができる(新規開拓のコストを減らせる)
・顧客のデータを蓄積できる

顧客側のメリットとしては、
・初期費用がかからず、利用開始ハードルが低い
・支払い金額が明確
・頻繁に利用するものはお得になる
・いろいろ試せる
・所有に伴う煩わしさから解放される

などが挙げられます。
1回限りのサービスとは異なり、
顧客との接点を継続的に持ち、関係性を築くことで、
生涯顧客価値を高められるという点で、
優れたビジネスモデルといえますね。

一方で、「解約がしやすい」という事業者側にとって最大のデメリットには注意が必要です。
先述の「Zuora」によると、
解約率(チャーンレート)の平均は年率で25~35%くらいにのぼるようです。
(「サブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方」より)
特に、メディア系やB2C系は解約率が高めで、40%以上は危険信号のようです。
いかに解約率を下げるか、がサブスクビジネスの肝になってくるでしょう。

ちなみに、私が商標登録のご依頼を受けるときも、
現時点でお客さまが検討しているか、いないかは別として、
サブスクを意識した権利の取り方を提案することがあります。
将来的に、その商品やサービスがサブスク化しないとも限らないので、
せっかくなら押さえておく方がいいからです。

問題解決型の仕事だと、なかなか考えるのが難しいですが、
せっかく成功事例も生まれていることですし、
サブスク導入を検討してみたいですね。

 

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