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AIで弁理士の業務はどうなる?

持続可能なブランドコミュニケーションをつくる
「サムライツ™」の弁理士、保屋野です。

月刊「パテント」(http://www.jpaa.or.jp/?cat=47)という雑誌が、弁理士の会員に送られてくるのですが、
その中の「人工知能(AI)と弁理士業務(日比恆明先生著)」という寄稿文が面白かったです。

AIの進化によって、弁理士の業務はどのように変化させるべきか?というテーマです。
(私も前にFBか何かで投稿した覚えがありますが、こういう問題を論じたものって、ほかの士業等でもあるのでしょうか。)

野村総研の研究成果(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/738555.html)を引用しながら、
データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業は人工知能で代替できる可能性が高い
として、
作業内容がパターン化されたものが多い”弁理士業務”も、
将来的に縮小・消滅していくのでは?
と論じています。

具体的にAIで代替可能なものとして、

①先行技術調査(先にされてる発明がないかどうかの調査)
②特許明細書(発明を説明する書類のことです)の自動作成ソフト
③自動翻訳(日本でした出願の内容を、海外で出願するために英語等に翻訳する)ソフト
④未来技術の予測ソフト

が挙げられていました。

特に①と③は数年以内に完成するのではないか、
②は完成度90%程度のものが10年以内に出現するのではないか、
そうすると、これまでの”弁理士業務”の依頼件数は減少するとの予想です。

かといって、悲観する必要はなく、
抽象的な概念を整理・創出するための知識が要求される職業」は、AIによる代替は難しい、と結論づけています。
具体的には、コンサルタントプロデューサーなどの職業が、代替困難な職業の例として挙げられていました。
ようは、弁理士が、(知財に詳しい)ビジネスコンサルタントやビジネスプロデューサーになればいい、ということなのだと理解しました。

これが本当に代替困難かどうかはわかりませんが、
メタの視点に立って考えることが、これからは重要なんですね。

でもそもそも、代替って悲観的なことなのでしょうか?
人より機械の方が得意ということは、
人間にとっては楽になっていいことだと思うのです。

過去の歴史を見ても、今が一番便利で豊かですね。
未来はもっとよくなります。
AIを敵視しても流れは変わらないので、
世の中をよくするパートナーとして見ていった方がいいですね。

今は、いかに「人間らしい」AIをつくるか?というところも考えられていると思いますが、
「人そのもの」「生命体そのもの」になることはなく、
さらに代わりがきかないのが「個々の自分」なので、
「自分らしさ」を超えて、より「自分」を表現していくことは、
社会の要請になっていくのではないかな、と思います。

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